言い表せない仕上がり。
モーリスマイナートラベラー
剥離からの全塗装まもなく仕上がります。
塗装だけでなく細部に手が入りました。
気が遠くなるような作業は言葉や写真では言い表せません。
(写真を多用してみましたが・・・)
作業工程を見て、そしてその意味を知り、見えない所を手を抜かない事で長く走れる車が出来ていきます。
製造から50年以上経過した車両、必要な所に手を加える事で更に長い年月
道路を走る事が可能となります。
走る、曲がる、止まるの基本はボディーが要。
まずはエンジンルーム。トラベラーのエンジンは1098CCです。
ギアBoxもイギリスで組まれたハイスペック・リビルト・ユニット
コーキングしてシッカリと止めます。
そして性能を引き出すにはハーネス(電気系統)もしっかりと。
車が見違るように変化します。
ブレーキパットも交換しちゃいました。
リーフスプリングはSUS製です。
ボディーが綺麗になると、あそこもここもと綺麗にしたくなってしまいますね。
フロワ―カーペットも内貼りも新調。どこかで妥協しなければ・・・
クリッパーブルーとてもいい色です。もうじき出来上がります。
木枠がフレームとして使われているモーリスマイナートラベラー
想像以上の作業で、これを日本で出来る人が何人いる事だろうか?
果たして次回もやってくれるだろうかと心配になるほど、車のための作業は手間がかかります。
でもその分、安心して乗れるクラシックカーに仕上がります。