モーリスマイナートラベラーとバン
モーリスマイナーには木枠がフレームとして使われているトラベラーがあります。
非常にかわいいデザインですが長く放置していると木が腐ったり、キノコが生えたりします。
このトラベラー荷室が広く非常に使い勝手いいステーションワゴンです
。
また、それ以上に荷物が積めるのがモーリスマイナーバン(貨物車)。
ワゴンとバン似たような形状ですが生い立ちが違います。
乗用車のトランクスペースを広くするためにセダンの屋根をそのまま後ろまで伸ばした ステーションワゴン
商用車ピックアップトラックの荷台を屋根にしたバン。
この流れで欧州ではライトバンはリアのガラスウインドウを持っていなかったそうです。
日本では車体形状や後部座席、荷室の大きさなどが規定されていて乗用車同様ガラスもあります。
区別はナンバープレートが乗用車のステーションワゴンが3or5ナンバー
ライトバンは1or4ナンバー。見た目ではあまりその差を感じない車種もありますが、
原点は全くの別物で、モーリスマイナーはその原点に忠実な設計です。
その大きな違いは・・・・・ヒミツ。
この木枠のある車、マイナーのトラベラーだけでなく
Miniのステーションワゴンにも使われています。
こちらはフレームとしてでは無いのですがとてもオシャレ。
またネーミングが
オースティンミニがカントリーマン
モーリスミニがトラベラー
どちらも形状が同じで荷物が良く積めます。
そして、BMWミニのステーションワゴンタイプ
こちらはクラブマンと言われています。
なぜカントリーマンやトラベラーと名のらなかったのだろうか?
噂によると荷室が少し小さい。
トラベラーと名乗るには気が引けたのではないかなど、(今はやりの諸説あり。)
いずれの車もリアゲートを観音開きにして山盛り荷物を積み込んで出かける。
そんなスチュエーションが大好きです。