オースチンA30の足回り
愛嬌のあるデザインのオースチンA30
クラシックミニより４０ｃｍ長く、
モーリスマイナーより３０ｃｍ短い
扱いやすそうなコンパクトサイズです。
海外で整備された物でしたが、これから信号の多い日本で長く使うとなると
乗り心地と安心して使えるよう足回りを整備により一新します。
ドラムブレーキのシリンダーも分解してマシーン油を洗浄し再度グリスアップし直します。
このひと手間で格段にシリンダーが錆びなくなります。
近くで見ることでブレーキの信頼感が増します。
そして安心感を感じさせるもう一つのポイント、ハンドリング
高速道路などの走行で細かい振動やハンドルのブレは怖い物。
古いからしょうがないなんて事はありません。
当店で扱っているモーリスマイナーをはじめグレイスの車はこのブレが無いため
路面の状況もハンドルから感じ取れます。
アームの歪み、ボルト穴の変形、ブッシュの劣化など妥協無く整備します。
妥協無くとは劣化したその一部だけを整備するのではなくそれに関係するその周り、
機能を共有する所をしっかり確認、整備します。
これを怠ったりすると直ぐに次の場所、次の場所へと修理のイタチごっこになって
しまい修理代ばかり高くなっていってしまうのです。
ここを細かく説明してくれるショップが少ないのです。
今回はウィッシュボーンタイプのアームやステアリングのアームも
当然ブッシュ類も新調。
ウォームアンドペグ方式の遊びが多いと思われがちなハンドルのフィーリングが
ビックリするほどシャープになりました。
ブッシュ交換や調整でダイレクトな操作性と振動のないハンドリングを手に入れます
快適に走れる実感があるから、日常使いができるのです。
クラシックカーに乗ることは特別な事や大変な事ではありません。
同乗してみると普通だと感想を言われる方が大勢いらっしゃいます。
一度シッカリ車を作るとはこう言う事の積み上げなのです。
ビックリするような大掛かりな事をする訳ではないのです。
細かいところに手を入れて本来の性能を回復させる事なのです。
そのため、当社は経験と実績豊富なガレージグレイスに整備を任して
安心して使っていただける車をご提案させて頂いてます。
そのような車に興味のある方はホームページや見学連絡を下さい。