横浜ヒストリックカーデイ 4th
11月7日に開催された横浜ヒストリックカーデイ。
その中に、モーリスマイナートラベラーとモーリスオックスフォードを持ち込みました。
朝、5時半にSTAFFが集合。
早朝の赤レンガはまだ静か、落ち着いた雰囲気で一枚。
今年で4回目となるこのイベント。
今年は180台の車両が会場を埋めました。
来場者のカタログ収集家の方から当時の日英自動車の印のあるカタログを見せて頂きました。
カタログに記載されていた
New Purposeful Power * New Safety * New Elegance
このコンセプト。今でも十分通用すると思います。
このようなオックスフォード、確かにエレガンスで女性に人気がありました。
ミニバンでない形でありながら大勢乗れて、荷物が積める。
大きそうで5ナンバー枠に収まる、そんな実用目線での会話が弾みました。
運転する姿、使い方が想像できる気がします。
そして、もう一台。
塗装が仕上がったばかりのモーリスマイナートラベラー
クリッパーブルーの落ちついた感じと木枠がこれまた子供と女性に大人気。
荷室のピクニック風な感じがトラベラーを引き立てます。
電源が無くても音楽が聴ける蓄音機いいですね。
(震災時の時、現地での活動のお話も聞かせて頂きました。)
この、ほんのりと艶のある塗装。
現代車には殆ど見られなくなったソリッド塗装です。
クリアーで艶を出す方法と違い、ごまかしがききません。熟練した職人技で下地から丹念に仕上げられました。
この状態を長く維持するためにはコーティングでは無く、こまめに「カルナバ」配合のワックスを塗りこむ事が秘訣です。
木枠もニスなどは絶対に使わずに、ボディと同様のワックスをかけます。
腐らせない事、木が呼吸する事が大切です。
会場に来られたオーナー様も、皆さんそれぞれ愛車との暮らしを楽しんでおりました。
家族で来られた方も沢山いました。みんなで古い車のある生活を楽しむ。
既に40年以上経った車たち。
大事にされ、そんな車が感性を豊かにし、また今後も残っていくとおもいます。
大量消費でも使い捨てでもない、販売台数やランキングを気にしない車が増えるといいなと思う。
まだ台数は少ないですが、モーリスマイナーは初めてクラッシクカーに乗る人にもお勧めの1台です。
故障が多かったり、維持費が高い、不安要因かあると乗らなくなってしまうと思います。
乗らなくなってしまった車は思いのほか早く朽ち果ててしまいます。
海外にはまだ多くのモーリスマイナーが元気に走っています。
そんな世界で愛されている車を日本でも多く走らせたいと思います。
一緒に走って頂ける方、古い車にチョット興味のある方、乗ってみたいけど乗る事に不安のある方は是非ご連絡下さい。