マイナー・ビートル type1 ・ルノー4CV
モーリスマイナー丸みを帯びた車です。 このマイナーがよく間違われるのが日本で大人気 フォルクスワーゲンビートル。(ドイツ車) 小学生の頃は指折り台数を数え大流行してました。 黄色は幸せ、赤はリセット真剣に数えて、一日に何台も見れました。 地域によってこの辺のルールは違っていたと思うけれど・・・ それに比べて当時からほとんど見かけないモーリスマイナー(イギリス車) この違いは何故だろう 似ているけれども車としてだいぶ違います。 ボディはビートルが全鋼製セミ・モノコック プレス鋼板の使用で量産性があり、鋼材節約のなか強度確保されてました。 マイナーはモノコック 共にしっかりしたボディです。 乗り降りには4枚ドアが便利で、マイナーも2Drより4Drが多く売れています。 もう一台似ているのがルノー4CV(フランス車) ビートルとマイナーをたして2で割ったようなデザイン。 モノコックボディの4drセダン。3速ミッションです。 先日のお客様はルノーからマイナーに乗り換えられ、走りと扱いの良さに 惚れ込んでもらえました。 各社3台のエンジンの設計は大分違います。 ビートルは空冷エンジンをリアに積んで後輪駆動。いわゆるRR 耐久性はあると聞いていますが出力が当時の同じ排気量の車両より低かった様です。 空冷エンジンをリアに積んでいるので出力を高めるとオーバーヒートの可能性が 高くなったのかもしれません。 ルノーもリアエンジン、リア駆動のRR 750ccのエンジンですがこちらは水冷エンジンです。 ステアリング機構はマイナーと同じ操作性の良いラックアンドピニオン。 そしてモーリスマイナーは水冷エンジンをフロントに積んで後輪駆動。いわゆるFR エンジンルームも広くメンテナンス性が良い。 ルノー4CVは水冷4気筒エンジンをリアに積んでいます。 4CVは1961年まで110万台生産され、フランスで初めてのミリオンセラーの 車になりました。 1950年から1960年代に車の基本構造が確立された時期だと思います。 各国の大衆車の代表的な車ですが、この設計の違いは運転するとよくわかります。 今の道路事情で乗り比べられる事があれば実際同乗してみて下さい。 エンジンの特性やミッションなど車の動きが分かりると思います。 手前みそかもしれませんがマイナーは安心して運転する事が出来るタフな車です。 先日、走行会に参加し、 高速やワインディング、コース走行も含め300km以上走行。 オーバーヒートも何も問題なし。 ストレスをあまり感じさせない良く出来た車と感心させられました。 50年まえの車が普通に今走っています。 これからクラシックカーに乗ろうと検討していてビートルが候補になっているなら 是非、モーリスマイナーも試乗して比較してください。 どちらも個性的なので使い勝手とライフスタイルに合った車選びが長く愛用する コツだとおもいます。 モーリスマイナーであればいつでも同乗体験出来ます。 お気軽にご連絡下さい。 (株)バンブーシュート 電話046-884-9359 車両販売ページはこちら