50年前の英国車 モーリス・オックスフォートⅥ
1965年製のモーリスオックスフォート
アメリカへの輸出を意識した直線的なデザインで
当時の販売価格はおおよそ£800-
(1ドル=360円、1ポンド=1008円の時代)
現在の貨幣価値で言うと350~400万円位の車のイメージ?
日本の物価から見たら更に高価な物となります。
(1965年の大卒初任給は23,000円程度)
イギリスの階級社会で言うとUPPER CLASSとは言いませんが
MIDDLE CLASSの中位から上位のファミリー向けだったのでは
無いかと思います。
ダッシュボード周りやグリルの曲線など手がこんでいます。
贅沢を言えばドアの質感(閉まる音の重量感)が欲しい所です。
このオックスフォード、長年の歳月でひび割れてしまったフロントと
リアガラスのモールを新品に交換しました。
今の車のように接着剤で取付けて有るのと違い、なかなか快諾
してくれる所は少なかったです。
今回は地元横須賀で40年以上の歴史のある湘南安全硝子さんに依頼。
車を展示してある協和オートの社長とも古い仲だそうです。
とても丁寧な仕事で綺麗な仕上がり。ちょっとした事ですがそれだけで
ワクワクしてしまいます。
最初の印象はあまりにもデカいフロントグリルが不細工に
見えたのですが、扱い易さ、乗り心地、撮影の被写体になった
写真などを見て最近ハマリぎみです。
車検は30年8月まで
横須賀の協和オートに展示しています。
時々、入替で当社バンブーシュートに置いてあります。
試乗希望の方はあらかじめ御電話下さい。
(株)バンブーシュート
電話 046-884-9359(有山まで)