走りと居住性を兼ね備えた車 モーリスオックスフォード

エンジンの出力か馬力と表現されるように馬車から自動車へと発展

その名残のある木枠の車、モーリスマイナー トラベラー

当時の様にソリッド塗装でクリッパーブルーに仕上で仕上がってます。

落ちついたどんな景色にも溶け込む色合いです。

エンジンルームも全て脱着しての塗装。

手間を惜しまず、手作業で丁寧に作業していきます。

そのトラベラーの剥離塗装で昔の塗装の下から出てきたのは、

当時の販売店のプレートでした。

上の写真右上のプレート

このプレートのデザインどこかで見た事が・・・

しばらく忘れかけていましたが、資料を眺めていたらありました。

1962年のオースチンの販売資料

『The Car Mart Ltd』

このお店のどこかの販売店でトラベラーが売られたんだろうな。

このプレート一枚だけでも当時を偲ばせるものうれしく思います。

この資料はオースチン専用ですが当時のオースティンA60は見た目は
モーリスオックスフォードとそっくり。

でも販売価格はオースチンの方が高い。ミドルクラスの上方向け

主力商品だったのかなと思います。この資料では£854

(オースチン セブン(ミニ)が£526)

ウッドパネルが使われていたり、ダッシュボード周りが少し手が込んでいます。

グレードはフロアシフトかコラムシフトか分かりませんがコラムシフトの方が

当時のハイグレードの車種です。

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上段 オースチンA60 (ヘリテージ モーターセンター展示車両)

下段 モーリスオックスフォード (バンブーシュート販売車両) 

外観の違いはあまり分からないけれど£100位差がありました。

50年も前、非常に高価だったと思います。

1622ccのエンジンは0~60マイル(0~96km/h)を

21.4秒。最高速度81マイル(130km/h)のパフォーマンス

を発揮しました。

燃費は約10km/L程度。

現在の日本の交通事情でも十分に走ります。

 

最初はグリルの大きさ、迫力にビックリしましたが乗るにつれて

運転しやすく、不自由を感じさせないトルクが気持ち良く運転を

サポートしてくれます。

コラムシフトの操作も思った以上に楽しく、非常に楽です。

 

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デザインの説明では優雅に洗練されたリアフィンのテールランプと

ありますが、アメリカンの様ですが英国車の落ち着いた佇まいがあります。

アメ車、英国車のいい所取り。

実感ですが、乗れば乗るほど良さ、扱い易さが分かってくる車です。

British Saloon Carのオーナーズクラブでオックスフォードの

愛好家が多いのもうなずけます。

これを実感するのは少し長く運転しないと分からないかもしれません。

一緒に走らせてみませんか?

いつでも同乗体験実施しています。

未だに日本国内のイベントなどでこの車両を見た事がありません。

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数多くのクラシックカーが高騰する中、今はまだお手頃な50年前

の車を乗ってみませんか?

車検もまるまる2年残っています。

モーリスオックスフォード シリーズ6

見学や同乗希望の方は遠慮なくご連絡下さい。

(株)バンブーシュート
電話046-884-9359
担当アリヤマハヤト

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