走っていられるには理由があります。 その②

まだまだ現役で走っている台数の多いモーリスマイナー

160万台生産され残存する車両も多いのが特徴。

しかし、年々良い素材の車両が減少しています。

 

 

マイナーは英国生産やコンプリートノックダウン、OEMなど
様々地域で製造されました。

これは車体番号がシッカリ残っていれば(職権打刻でなければ)
英国のヘリテージトラストに問合せする事で何時・何処で・どんな形で
製造されたかが分かります。

そして驚くべきは今でも世界各地にマイナーの部品を供給している所があります。

イギリスは当然の事ながら、アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドなど
(在庫が無い場合は地域を変えて部品を手配する事も出来ます。)

それだけ部品を扱っている所も多いので現在でも元気に走っていられます。

派手な車ではありませんが、部品屋さんが今も存続している事が実用的で
タフで扱い易い車両の証明だと思います。

そんな車種はいくつかあります。

ミニやA30・A35もそうですが、中には日本車を英国の会社が部品を作って
残して行く道筋が見えた車種も。
(日本も部品の供給を絶やさない様にしてくれれば良いのですが・・)

走れる車が値段も付かずに廃車・スクラップ
莫大な資源やコストをかけての再利用
何が大切で何がエコなのか考えさせられます。

話はそれましたが、運転を楽しめる車選びはその車を取り巻く環境で

部品が有る、ノウハウが有る、整備できる所がある事を知っておくと
良いでしょう。

希少な車も良いのですが部品を心配してドキドキ運転するのはしんどい。
(部品の調達に何か月もかかるなんて話はザラです。)

部品も見た目は同じでも精度や材質が違う物が数多くあります。

 

当社の車両を整備しているガレージグレースでは実際試して部品を選んでます。
マン島ラリー参戦は数多くの部品のテストの場でもあります。

 

半世紀ほど経っている車両たちは必ず部品の交換が必要です。

また、後々のコストなどを考えると乾燥した地域からの車体が安心ですね。

 

普段使い出来る実用的なクラシックカーをお探しの方は是非ご相談下さい。

 

(株) バンブーシュート
有山 勇人
電話046-884-9359

 

 

 

 

 

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