混合、圧縮、点火。三拍子そろえば快適です。

気持ちよくエンジンが回る要素として

適正な混合

シッカリ圧縮

タイミング良い点火が必要。

いかにガソリンを燃焼させるかポイント

先日取り寄せたエマージェンシーキットはデスビ周りの部品が中心

『プラグ、プラグコード、デスビキャップ、ローター、ポイント、コンデンサー』

確かにガラガラと異音をたてて止まってしまう様な故障は別として
急にエンジンの調子が悪くなり止まってしまう原因は電気系が多い 気がします。

なかなか見た目で分かり難いので一つ一つ原因究明していきます。

でも、安全が確保出来ない場所では作業をあきらめましょう。
その為、保険選びやJAFなどのロードサービスはシッカリ内容をチェック。

仮に止まってしまった場合はその時の様子を思い出します。
異音がした、変な匂いがした、煙が出た場合などはほぼレッカーを依頼。

プスプス、ガクガクと力無く止まった場合。
最初に燃料チェックをお勧め
ガソリンの有無をチェック、よくあるのがガス欠。
(5L~10Lの携行缶は必需品)
次にイグニッションキーをONにして燃料ポンプがカタカタと動いているか確認。
(ガス欠状態から燃料が供給されると空打ちの軽い音から少し音が変わります。)

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機械式燃料ポンプ
キャブレターのフロートにガソリンが満たされると動作がゆっくりになります。

以前試した電気式燃料ポンプ

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力強く燃料を引き、フロートがいっぱいになると循環に切り替わり
常にカタカタと作動。

コンパクトで力もあるのですが、せわしない音が気になったので
機械式が好みでした。

機械式のSU燃料ポンプも電気式に改造するキットもあります。

ファイル_001 (15)

好みと使い勝手で選んでいいと思います。

そしてキャブレターにガソリンが来ているか、詰まりなど確認。

古い燃料タンクのままならあらかじめ燃料ラインにストレーナーを付けるのもおススメ。

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急に調整が狂って走らなくなるなんて事は無いのでほぼ詰まりの確認のみ。

燃料供給に問題が無ければ次に点火、電気関係の確認になります。

急に止まってしまう様な症状はエマージェンシーキットにある部品が物語る様、
デスビあたりを順番に確認して行きます。

このポイント式のディストリビューターの確認は次回記載します。

当社のマイナーは現在すべての車両でポイント式を採用しています。
劣化などにより定期的な点検や交換が必要となりますが扱いやすいです。

また、このポイントの劣化を気にしないセミトランジスターや電気信号で制御する
フルトランジスタータイプのディストリビューターもあります。

色々な部品が出ています。使い勝手に合わせたチョイスでカーライフを楽しみましょう。

 

 

 

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