古い車のメンテナンス事情。

 

今日、マイナーのオイル漏れの相談で来店されたお客様

車の素性を聞くと2年前に知り合ったマイナーオーナーの車が
タッチ・ザ・バトンで現オーナーのもとへ。

そして、海を渡ります。

 

日本は古い車も製造年月日の規定で登録でき、好きな車に乗れる環境がありますが、国によってはかなり厳しい規制や現在の車の基準に合わせないと登録出来ない所もあります。

その様な環境下だと当然登録台数も少なく、それを整備出来る整備士も居ません。

現在の国産車もブラックボックスが多く、修理もアッセンブリーで交換。
エンジンもモーターが主流になって来ております。

今後数年・数十年、日本でも電子制御されていない車の整備が出来る職人がどれだけいるか?

触った車の数、経験が物を言うクラシックカーの整備。

車が残っていないと整備も出来ません。

 

今ある車は後世に引き継ぐために一時的に借りている感じです。

自分の代で車が姿を消す事が無いように心がけたいです。

 

そして、古い車が維持できるような環境が整って欲しいです。
アッセンブリー交換でない、一つ一つ確認できる作業が安心です。

 

エンジンをバラす時、その構造がよくわかります。
その時の写真を何枚かピックアップ
エンジン回りの付属品を取外し

エンジン取り出し

あっという間に分解

モーリスマイナーはダイアフラム式がいいですね。

 

後日、新しく調整された部品を組み込んで行きます。

ここに写真のカムシャフト。

このパーツでエンジンの特性が大きく変わるので選び甲斐のある部品。
同じメーカーでもレース、ラリー、ロードなど細かく分類分けされて販売されています。

 

エンジンを組み直す場合には、車をどの様に使いたいかでカムを選ぶと良いと思います。

またはこんな風に乗りたいんだと伝えて頂くだけで大丈夫です。

 

シッカリしたAシリーズエンジン、病み付きになる楽しさです。

モーリスマイナーはじめA30など直ぐに乗れる車両をご用意しています。

店舗では当店自慢の紅茶も飲めますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

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