モーリスマイナー 総剥離、再塗装決定
イギリスで1961年11月15日に出荷されたこのマイナー、海を渡りニュージーランドから日本へやって来ました。
製造から半世紀が経過した車両で途中塗装もやり替えていました。その塗装にムラが有り、塗装の厚い所、薄い所と上手いといえる塗装では無かったようです。そして乾燥した地から日本に来て約一年半、塗装の割れが目立つようになりました。一旦割れが入るとアッとゆう間に全体に広がっていきます。
トラベラーは木枠の手入れも気を使いますが、やはり車はボディーあっての乗り物です。
ボディーさえシッカリしていれば、そこに固定されているサスペンションや足回り、エンジンなどいくらでも部品は調達出来ます。英国車は今でも当時の車の部品が供給されていて、複雑なトラベラーの木枠でさえ入手する事が出来ます。
この車を今後、数十年存続させる為に今回総剥離、再塗装を実施し、最高の一台に仕上げて行きます。
エンジンを下ろし、全ての部品を取り外し、普段見えない所まで手を加えて行きます。
既に作業に取り掛かってから数か月経ち、下地処理など着実に進んでいるので随時UPして行きたいと思います。