バランスが大切。
昔、テレビでレース中継をよくやっていた頃、トータルバランスが良く無いと勝てない。シャーシとエンジンの相性が重要とよく言ってました。
タイヤ一つとっても乗り味や操作性がガラリと変わり、オースチンA90もタイヤを細くしたらハンドリングもしなやかに運転しやすくなりました。
(昔はタイヤはひたすら太く扁平な物を付ける事に憧れていましたが。)
どんな使い勝手でどの様に走りたいかのイメージが出来たら自ずと手順が決まって来ると思います。
器にあわせて作り上げていくのと、手探りで器を作っていくのでは手間も無駄も大きな差が出て来ます。
コレと言った正解は有りませんが、走らせる車を作るには走る場面を想定した足回り・ボディ作りを優先する事をお勧めします。
一か所だけずば抜けて高性能にすると、そのシワ寄せは必ず弱い所に来ます。
修理のイタチごっこにならない様に、トータルバランスが必要になって来るのです。
(クランクシャフトの様に部品の強度・性能として高性能な物はおススメです。)
ブッシュやハーネスなど劣化した部品などの交換だけでも見違えるように車が変わります。
キャブだけとか一部システムの交換だけでは逆に走り難くなったり調整が難しくなったりしますので良く検討して下さい。
部品を単純にボルトオンやエクスチェンジで付けるだけでは何のノウハウも有りません。
当社の整備を一任しているグレースではラリーで培った部品組合せ実績などがあります。
これが技術・ノウハウと言える所かと思います。
難しく考えずに、この車をこんな場面でこんな風に乗りたい。
ただそれだけ。
そう伝えて頂ければ秘密のエッセンスを詰め込んだ車が出来上がる思います。
街乗りユースからロードラリー、サーキットまで車の作り方は様々です。
たのしく、楽して古い車を楽しみましょう。
ちなにみ、現在当社の街乗りユースのストック車両
モーリスマイナー4Dr
オースチンA30 4Dr
モーリスオックスフォードⅥ 4Dr
ホンダ S600
ライトチューニング車両
モーリスマイナー 2Dr
輸入サンプル車両(車両確認用)
ローバー P4
整備・塗装前車両
モーリスマイナーカブリオレ
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(株)バンブーシュート
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有山 はやと