サーブ『SAAB』、人と地球にやさしい自動車メーカーが消滅。

人と地球にやさしい自動車メーカー名が製造工程で地球にやさしくない

電気自動車開発に専念するとの理由で2017年に消滅。

寂しいかぎりです。

当社が扱っている北欧紅茶。製造国はスウェーデンのストックホルム。

缶にも本店がデザインされている程の自信作。

モーリス氏により500gずつ丁寧にハンドブレンドで作られています。

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丁寧な作業で作られたこの紅茶はノーベル賞晩さん会や洞爺湖サミットでも振る舞われる
美味しい紅茶です。
そんな真面目な物作りのスウェーデンを代表する車がこちらのサーブ

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このSAAB 900はアメリカと日本で大ヒットしました。

 

燃費は街乗り8km/L、高速10km/Lチョット

操作しやすいダッシュボードなど扱いやすい車の様です。

しかし、このブランドが来年無くなってしまうのです。

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サーブは1990年にアメリカのGMの傘下になりましたが急速に経営悪化

2010年にはオランダのスパイカーがサーブ・オートモービル ブランドを継承。

しかし、2011年に経営破たん。

これを継承したのが中国傘下の
ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン『NEVS』

2017年以降はブランド名も『NEVS』になるとの事です。

 

サーブ(SAAB)社の物作りは人や環境にやさしく、安全に不可欠な
シートベルトやヘッドライトウォッシャーを世界最初に標準装備。

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環境面ではいち早くアスベスト不使用のブレーキパットや
フロン不使用のエアコン技術などを世界で初めて採用。

車に何が必要でどんな影響があるのかを考え、安全な車作りをした会社。
70年でその幕を閉じようとしています。
このポリシーだけでも受け継がれればと願います。

モーリスもブランド名は無くなりましたが、モーリスマイナーなどはオーナーズクラブや
パーツメーカーが数多く残っていて、いま尚 現役で走っています。

シンプルですが基本性能を満たした良く出来た車だと思っています。

当時の物作りの良さを感じてほしいと思います。

 

ガソリンの燃費は良いかもしれないが、電気自動車がエコとは思えないのです。

消費社会でない 人と地球にやさしい車作りを再度目指して欲しいです。

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Ariyama Hayato

 

 

 

 

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