オックスフォード、予想外の日帰り修理
登録から一年間が過ぎたオックスフォード。
扱い易さと快適さで乗るほどに感心させられます。
1965年製で既に半世紀が過ぎた車両、ここ2、3日
エンジンの始動が悪くなっていました。
(症状その①)
寒くなって来たからかなどと思いつつ車で5分ほどの事務所に
向かいます。
振動も少し大きく、エンジン音がスムーズで無い。
(症状その②)
そして、白煙をモクモクとマフラーから噴き出すようになって
しまいました。(決定的な症状その③)
「壊してしまった。」
かなり重症かもしれないと思いつつ
レッカーを手配して、ガレージ・グレースへ搬入
ガスケットがとんでいました。
エンジン内部にも冷却水が回ってしまいました。白煙の原因は水蒸気。
確かに白煙の匂いにラジエター液特有の匂いが混ざっていました。
燃焼室の水を抜き、マニホールド外し、エンジンチェック。そして、
ガスケット交換を行います。
相変わらずの早い作業。
《この早業を垣間見ることが11月12日(土曜日)開催の
横浜ヒストリックカーデイで見ることが出来るかも知れませんよ。》
その後、水分を取り込みやすいオイルで念入りにフラッシング。
これは白煙が取れるまで時間が掛かります。
それでも、まさか日帰修理とは・・・
修理後のエンジンは今まで以上に静か。以前から少しずつ
症状が出てたんだと思います。
ヘッドの破損など大事に至らず良かったです。
以上を感じた場合、無理に走らせず、レッカーなどをお勧めします。
JAFや保険の内容を確認して、どれだけ保険料が変わらずにレッカーが
利用できるかを知っていると良いと思います。
モーリス・オックスフォード
思った以上にタフで楽しい車です。
その他、もうじきモーリス。マリーナ、などが塗装工程から
帰って来ます。
その時は写真をアップします。
ご興味のある方は、早めにご連絡下さい。
(株)バンブーシュート
有山 勇人
電話046-884-9359