エンジンの中身が見れるメンテナンス作業
部品の供給が比較的安定している英国車
モールスマイナーの部品調達はセカンドハンドやオリジナルの部品外しなどで
ほぼ入手出来ます。その時に無くても依頼しておくと探してくれる優しく、
信頼おけるお国柄です。
先日も依頼して約3か月後に部品が見つかり、調達してもらいました。
維持して、使っていくには部品は必需品。希少車種だと部品だけでも
コストがかかってしまいます。
国産車は部品の供給が途切れてしまうので、例えばマイナーとS600では
部品代が1桁かわってしまいます。
たいした部品でないのにS600の部品は非常に高いです。
そのかいあってか?
ビックリするほどよく走り、もっとアクセルを踏み込んで行きたくなるほど
軽やかにエンジンが回りました。
整備に関して古い車だから『ショウガナイ』なんて事はありません。
走らない原因を押さえて、整備すればシッカリ走ります。
しかし、ショップによっては見立てが違う場合があります。
先日、ガレージグレイスに来られたお客様。
長い間、エンジン不調でだいぶ手を入れたようですが、原因は点火時期。
調整だけで、今では毎日の様に通勤に使っています。
大切なお金を使うのですから分からない作業にお金は払いたくないと思います。
作業工程や交換部品を見て、その手間を知る事で納得し益々愛着が沸きます。
グレイスでは何かしらエンジンが降ろされているか、ハーネスが引き直されて
いる場合が多いです。構造を理解するのにとても役立ちます。
色々な専用工具を見るだけでもかなり楽しい。
既に生産されていない車達。
どこに、どのタイミングでお金をかけるか。
車をどのようにしたいかを伝える事で適切な説明をいつもして貰っています。
手直し、手直しで気が付けば、何百万かかったと自慢するより、最初にチャンと
手を入れて10年乗れる車を作ることをお勧めします。
そんな車がグレイスには数多くあります。
実際に生のオーナーさんの声を聞いてみて下さい。
そんな声を広く聞ける場面があります。
11月12日(土曜日)開催の『横浜ヒストリックカーデイ5th』
オーナーの方々の自慢の車が一堂に会します。楽しい所や苦労話など聞いて下さい。
また、当時の雰囲気そのままの国内外の車種を見て、物づくりの丁寧さなど違いを
見るのも面白いと思います。
きっとクラシックカーが身近に感じられる事かと思います。